ミニマリストに疲れた人へ。やめてもいい、ゆるめてもいいという話

心理・体験談
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ミニマリストに疲れたなら、やめていい。もっと言うと、「やめる」か「続ける」かの二択で考えるから苦しくなります。物を減らす手をいったん止めて、ただ”ゆるめる”だけでいい。それで暮らしはちゃんと軽くなります。この記事では、疲れの正体と、やめる前に試せるゆるめ方を、一人暮らし目線で整理します。

部屋を見回して、まだ減らせるものを探している。なのに手が動かない。「ミニマリストなのに、こんなに物がある自分はダメだ」。そんなふうに、自分を採点する側に回っていませんか。

それ、たぶん物の問題じゃないです。ルールに疲れているだけ。

なぜミニマリストに疲れるのか

理由はだいたい3つに集まります。

ひとつ目は、いつのまにか「減らすこと」が目的になっていること。本当は暮らしを楽にしたくて始めたはずが、気づくと物の数を競うゲームになっている。数字が減ると安心して、増えると落ち込む。これだと一生終わりません。

ふたつ目は、他人と比べてしまうこと。SNSを開けば、何もない真っ白な部屋が並んでいます。あの人は持ち物30個、こっちはまだ100個。比べた瞬間、自分の暮らしが急に貧しく見えてくる。でも画面の向こうは他人の正解で、あなたの生活とは関係ない。

三つ目は、捨てる判断そのものに体力を使い果たしていること。これ要る?要らない?を一日に何十回もやれば、誰だって消耗します。判断の連続は、思っているより脳を疲れさせる。家電みたいに「いる人・いらない人」をあらかじめ決めておくと、この消耗はだいぶ減ります。

やめてもいい、と言い切れる理由

ここははっきり書きます。やめても、何も失いません。

ミニマリストは資格でも肩書きでもない。やめた瞬間に部屋が散らかるわけでもないし、これまで手放した分の身軽さが消えるわけでもない。続けることに価値があるんじゃなくて、暮らしが楽になることに価値があった。そこを取り違えなければ、やめるという選択はただの軌道修正です。

「三日坊主でやめた」んじゃなくて、「合わないやり方を手放せた」。これはむしろ、ミニマリストの考え方そのものですよね。

やめる前に、ひとつだけ試したい「ゆるめる」

とはいえ、せっかく身につけた身軽さを全部捨てるのはもったいない。だから僕がすすめたいのは、やめるより先に”ゆるめる”こと。たとえばこんな感じです。

  • 物の数を数えるのをやめる。「これがあると機嫌がいいか」だけで判断する
  • 「捨てる」をいったん封印して、「これは持っていてもいい」と自分に許可を出す
  • 完璧な部屋を目指さない。今日は机の上だけ、で十分
  • 人の持ち物リストを見るのを少し休む
  • 増えてもいい枠を1つ作る。趣味のものはここ、と決めて罪悪感を切り離す

全部やらなくていい。ひとつ試して、肩の力が抜けたらそれが正解です。

物を減らすと暮らしが整う、は半分本当で半分嘘。正確には、自分にちょうどいい量を知っていると暮らしが整う。多すぎても少なすぎても疲れます。その「ちょうど」を探すのが、ゆるくミニマリストを続けるということだと思っています。

それでもしんどいときは

一回、全部どうでもよくしてみてください。部屋がちょっと散らかっても、明日のあなたは困りません。ミニマリズムは暮らしを助ける道具で、あなたを試す試験じゃない。道具は、使いたいときに使えばいい。

よくある質問

  • ミニマリストをやめたら、また物が増えて元通りになりませんか?
  • ゆるくして、それはもうミニマリストと呼べるんでしょうか?
  • 疲れたとき、まず何から手を抜けばいいですか?

ミニマリストをやめたら、また物が増えて元通りになりませんか?

増えても大丈夫です。一度「自分にちょうどいい量」を体で覚えていれば、増えすぎたときに自然と気づけます。元通りを恐れて続けるより、増減を行き来しながら整えるほうが長く続きます。

ゆるくして、それはもうミニマリストと呼べるんでしょうか?

呼び方はどうでもいいと思っています。大事なのは暮らしが楽かどうか。あえて言うなら、無理なく続けている人のほうが、肩肘張った人より「ミニマリストっぽい」気がします。

疲れたとき、まず何から手を抜けばいいですか?

物の数を数えるのをやめるところから。数えなくなると、減らすプレッシャーがほとんど消えます。判断の回数が減って、頭がぐっと軽くなります。

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