一人暮らしのソファはいらない。ゆるマリストが手放して気づいた、床生活の本音

家具・寝具
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一人暮らしにソファはいらない。少なくとも「なんとなく置いている」なら、手放していいと思います。床に座る暮らしは思ったより快適で、部屋は広くなるし、掃除もラクになる。

ソファって、いつ使っていますか

ソファって、よく考えると「帰ってきたらとりあえず座る」「洗濯物を置く」くらいの使い方になっていませんか。

使っているといえば使っている。でも、それは本当に「ソファが必要」なんでしょうか。物干しになっているソファは、もうソファとして機能していない。そのまま気づかず、月々の家賃の一部を払い続けている、とも言えます。スペースにも、当然お金がかかっているので。

僕も一人暮らしを始めたとき、「ソファくらいあったほうがいいだろう」と思って買いました。でも気づけば、食事も仕事もベッドかラグの上でしていて、ソファには荷物が積み上がっていた。

手放せる人と、それでも必要な人

正直に分けます。

手放せる人ソファがあったほうがいい人
床やラグの上でくつろげる腰や膝に慢性的な痛みがある
来客がほとんどない月に何度も人を招く
部屋を広く使いたいリモートワークで長時間座り続ける
掃除をこまめにしたいペットがいてソファで一緒に過ごす
ミニマルに暮らしたいインテリアにこだわりがある
ベッドかラグで映像を見ている「ソファがないと落ち着かない」と感じる

「来客がほとんどない」は、地味に大きいポイントです。ソファって自分のためというより、「人が来たときのために」置いている側面がある。そこを正直に見ると、判断がシンプルになります。

床生活で変わること

ソファをなくして最初に変わるのは、掃除のしやすさです。脚のある家具が減ると、ロボット掃除機が部屋を一周できる。自分でかけるときも、引きずって動かす手間が消える。後回しにしていた場所がなくなると、部屋の清潔感が変わります。

次に、部屋の使い方。壁際に押し込んでいたソファが消えると、フロアが広くなる。ヨガマットを広げられる、人が来たとき全員床に座れる。自由度が上がります。

圧迫感も減ります。1Kや1Rに1人掛け以上のソファを置くと、視線の抜けがなくなる。床に近い目線で部屋を見回すと、天井が高く感じる。これは体験してみると、意外に大きい違いです。

代わりに何を使うか

床生活に移るとき、「何もない状態」だと腰や姿勢がきつくなります。ここを補うものを1つ用意すると、快適さがかなり違います。

座椅子は、床に座りながら背中を預けられるのが利点。折りたためるタイプなら、使わないときはしまえる。ソファと違って「とりあえず置きっぱなし」になりにくい。

ビーズクッションは、形が変わるので姿勢を調整しやすい。横になるときにも使えて、ソファ代わりに向いています。ただ大きいサイズだと場所を取るので、一人暮らしなら小〜中サイズで十分です。

厚手のラグ+クッションの組み合わせもシンプルでいい。床の硬さをラグで吸収して、クッションを背もたれ代わりに壁へ立てかける。座る位置を毎回変えられるので、腰への負担が分散します。

どれが合うかは暮らし方次第ですが、まず「ソファなしで何とかなるか」を試すなら、ビーズクッションを1つ買うところから始めるのが無理がないと思います。

「捨てたら後悔しないか」という不安

ソファを手放せない理由として、「やっぱり必要だったらどうしよう」という不安があります。

後悔したら、また買えばいいです。物を手放すことは「永久に戻せない決断」じゃない。ソファは処分しても、また同じものを買える。「手放してみる」のハードルを上げすぎているのは、たいてい気持ちのほうです。

一度手放して、半年ほど床生活を試す。それで「やっぱり落ち着かない」と気づいたら、そのとき自分に本当に合うものを選べばいい。そのほうが「なんとなく置いたまま」より、よほど暮らしに合ったソファを選べます。

ミニマリストに疲れたらやめてもいいのと同じで、一度ゆるめてみて、また戻したくなったら戻せばいいだけです。

「なんとなくある」家具・家電は、ほかにもある

ソファと同じく「なんとなくある」が続いている物は、一人暮らしだと意外と多いです。空気清浄機がいるかどうかを考えるときも、電子レンジをなくした暮らしを検討するときも、最初に問うことは同じ。「本当に使っているか」「なくして1週間、何が困るか」。

一人暮らしの部屋は、自分の暮らしだけに最適化できる場所です。最低限必要なものだけで暮らすのを一度試すと、自分にとって本当に必要なものが見えてきます。

よくある質問

  • ソファをなくしたら、来客に失礼ですか?
  • 腰が痛くなりませんか?
  • ソファを手放したら、部屋が殺風景になりませんか?

ソファをなくしたら、来客に失礼ですか?

床にクッションやラグを敷いて座ってもらうのは、失礼でも不自然でもありません。むしろ床に座れる部屋のほうがくつろいでもらえることもある。ソファの有無より、清潔感と居心地のほうが大事です。

腰が痛くなりませんか?

床にそのまま長時間座るのは、確かにきつい。座椅子かビーズクッションを1つ用意すると、かなり変わります。壁に背中を預ける配置にするだけでも楽になります。

ソファを手放したら、部屋が殺風景になりませんか?

最初は「がらんとした感じ」がします。でも1週間もすれば慣れて、広さのほうが気持ちよくなる。気になるなら、ラグや観葉植物で床の目線に視点を作るといいです。ソファがなくても、インテリアは作れます。

床に座って、コーヒーを飲んでいる。窓からの光が、足元まで届く。ソファがあった頃は、その光が家具の影で途切れていた。手放してみて分かることも、ある。