検証ノート
公開 251 記事 比較表つき 210 本 横に並べた数 中央値 5 件・最多 16 件 紹介料で結論を変えない
検証 ・ 一人暮らし

メンタルケアサービス3社比較|有料を選ぶ前に確かめる無料の窓口と、続く支出の見方

cotree・Awarefy・UPmindを比べる前に、確かめる順番があります。厚生労働省が案内する無料の相談窓口を先に見て、そのうえで「話す相手が要るのか、状態を記録したいのか」で分ける。3社の料金は月1,600円から18,700円まで開くので、続く支出かどうかも先に決めます。

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比較表で8件を横に並べた
調べ方を開示 確認 2026-06-19
メンタルケアサービス3社比較|有料を選ぶ前に確かめる無料の窓口と、続く支出の見方

価格・プランは2026年6月時点の各社公式サイトの表示にもとづきます。最新の金額は各社の公式サイトでご確認ください。

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気持ちが重い日が続いたとき、いきなり比較記事から入ると、料金表の前で手が止まります。順番を変えると、決まるものから決まっていきます。

結論

メンタルケアサービスは、3社を比べる前に「無料の窓口」と「医療にかかる線」を先に確認する順番が要ります。そのうえで、用事が「人に話して整理する」ならcotree、「自分の状態を毎日記録する」ならAwarefyかUPmind。料金は月1,600円から18,700円まで開くので、単発で試してから月額に移ってください。※料金は2026年6月時点の各社公式記載

先に見る2つ。無料の窓口と、医療にかかる線

この記事はアフィリエイト広告を含みます。だからこそ、有料サービスより先に無料の選択肢を書いておきます。

  • 厚生労働省「まもろうよ こころ」:電話・SNS・チャットの相談窓口が一覧になっています(厚生労働省の案内ページ、2026-08-14閲覧)
  • 厚生労働省「こころの耳」:働く人とその家族向けのポータルで、相談窓口と情報がまとまっています(こころの耳、2026-08-14閲覧)

そして医療の線です。2週間以上、日常生活に支障が出ている(眠れない・食べられない・動けない)なら、アプリやカウンセリングより先に医療機関を受診してください。この記事で扱う3社はいずれも医療の代わりではありません。「医療に行くほどではないが、何かしたい」の帯を埋めるサービスです。

この記事の調べ方

比較した数
cotree・Awarefy・UPmindの3社を、支援形式・料金・無料体験・監修や運営母体・アプリの有無で並べた
確認した情報源
各社の公式サイトと料金ページ、App Storeの掲載情報(2026年6月確認)、厚生労働省の相談窓口ページ(2026-08-14閲覧)
判断の軸
①用事が「話す」か「記録する」か ②支出が単発か、続く月額か
していないこと
効果の比較はしていない。3社を契約して同じ期間使い、状態の変化を測った実測は持っていない。各社が公表している実証や監修の情報も、この記事は検証していないので効果の根拠としては扱わない

先に1つ補足を。オンラインカウンセリングの「unlace」は2024年3月にサービス終了、同年12月に会社解散しています。当時の記事を見て探している人は、いま選べるのは別のサービスです。

用事を2つに分ける。「話す相手」か「記録」か

3社は同じ棚に並んでいますが、やっていることが違います。混ぜて比べると料金の差だけが目に入るので、先に用事で割ります。

こういう用事向いている形式該当
誰かに話して、頭の中を整理したい人によるカウンセリングcotree
毎日の気分や考えを書き留めて、あとで見返したい記録・セルフケアアプリAwarefy
体の状態を数値で見て、休むきっかけにしたい測定・瞑想アプリUPmind

この分け方が効くのは、料金体系がそのまま形式に対応しているからです。人が時間を使うcotreeは1回あたりの単価が高く、ソフトウェアで完結するAwarefy・UPmindは月額が低い。「安いほうがお得」ではなく「用事が違うから値段が違う」と読むと、比較が短く終わります。

ここだけ

話す相手が欲しいのに記録アプリを入れても、話す相手は増えない。用事を先に決める。

一人暮らしの比較イメージ

3社の横並び比較表(各公式の掲載情報を2026年6月に確認)

項目cotreeAwarefyUPmind
形式オンラインカウンセリング(人)セルフケアアプリ(AI対話・記録)セルフケアアプリ(瞑想・自律神経の測定)
月額プランによる(5,500〜18,700円/月)1,600円(ベーシック)/4,480円(AIパートナー)1,650円
年額—9,600円(ベーシック)/19,000円(AIパートナー)6,600円
1回あたり4,840〜5,500円(ビデオ・電話 45分)——
無料で試せるかなし(初回の満足保証あり)7日間7日間
担い手・監修有資格者220名以上(臨床心理士・公認心理師)早稲田大学 熊野宏昭教授 監修東京大学発ベンチャーが運営
アプリWeb中心iOS / AndroidiOS / Android
解約したときに残るもの受けたセッションの記憶と記録アプリ内の記録(プラン変更時の閲覧範囲は要確認)アプリ内の記録(同上)

数値の最終確認はcotree公式・Awarefy公式・UPmind公式で。アプリストアの星の数と件数は表から外しました。評価の母集団が分からず、続けられるかどうかの判断材料にならないためです。

3社の中身

cotree:人と話す。1回単位で終わらせられる

有資格者と1対1で話すオンラインカウンセリングです。ビデオ・電話(45分)またはテキストメッセージ。登録要件は実務経験3年・セッション実績100件以上で、登録者の半数以上が臨床心理士・公認心理師の有資格者です。マッチング診断で候補が提示されます。

  • ビデオ・電話(1回45分):単発5,500円、2回パック5,060円/回、4回パック4,840円/回
  • テキストメッセージ「お試し2週間」:8,800円(週5回まで)
  • メンテナンス 月5,500円(週1回)/スタンダード 月9,900円(週2回)/フルサポート 月18,700円(週5回)

満足保証があり、初回が合わなかった場合は依頼日から40日以内に全額返金を請求できます。

この記事の観点でいちばん重要なのは、1回で終わらせられることです。月額に入らずに単発で使えるサービスは3社でここだけで、「1回話して整理がついたので終わり」が成立します。逆に継続すると、AI系の3〜4倍の支出になります。

Awarefy:書き留めて、あとから読み返す

認知行動療法(CBT)をベースにしたセルフケアアプリで、早稲田大学の熊野宏昭教授が監修しています(早稲田大学の公表)。「ファイ」というAIが対話の相手になります。

  • AIコーチング(15分程度の対話)/AIメモリー(相談内容の記憶)/AI自己分析
  • CBTの31日プログラム、300種類以上の瞑想・睡眠・自然音ガイド
  • 料金:無料プラン/ベーシック 月1,600円・年9,600円/AIパートナー 月4,480円・年19,000円

向くのは、話す相手ではなく置き場所が欲しい人です。頭の中にあるものを書き出して、翌週に読み返す。人に話すには重すぎる内容でも、書くだけなら手が動くことがあります。

合わない条件もはっきりしています。AI相手に打ち込むこと自体に抵抗があるなら、ベーシックとAIパートナーの機能差を検討する意味がありません。7日間の無料体験のうちに、そこだけ確かめてください。

UPmind:測って、休むきっかけを作る

東京大学発ベンチャーが運営するアプリで、スマートフォンのカメラに指を置くと心拍変動から自律神経のバランスを30秒で数値化します。瞑想はクイック2分から本格30分まで、睡眠サポート、ヨガ・ストレッチ、Apple HealthKit連携。

  • 無料:測定・一部コンテンツ/プレミアム:月1,650円・年6,600円/7日間の無料トライアル

この測定値をどう読むかは、この記事では判断しません。使い道として現実的なのは「数値が出たから今日は早く寝る」という、行動を決めるきっかけとしての使い方です。具体的な悩みを相談したい用事には向きません。

月額は「続く支出」。入る前に降り方を決めておく

3社のうち2社は月額です。月額の怖いところは、合わなくても止める判断が先送りされることです。入る前に、次の3つを決めておいてください。

  1. いつ判断するか:無料体験の7日目に「明日も開くか」を自分に聞く。開かないなら止める
  2. 解約の場所を先に見ておく:アプリ内かストアのサブスクリプション管理か。入る前に確認しておくと、止めるときの心理的な負荷が減る
  3. 年額に飛びつかない:年額は月額より安く見えますが、合わなかったときの損は大きくなります。続くと分かってから切り替える

cotreeの単発が選択肢として強いのは、この「降り方」を考えなくていいからです。1回払って、終わり。続けるかどうかを、毎月ではなく毎回ゼロから決められる形です。

この記事が判断しないこと

効果の比較はしていません。3社を同じ期間使って状態の変化を測る、という検証をしていないからです。各社が公表している実証実験や監修の情報も、この記事は中身を検証していないので、効果の根拠としては使いません。

できるのはここまでです。用事の切り分け、料金と契約の形、無料の窓口と医療の線。「どれが効くか」は書けませんが、「どれが自分の用事に合っているか」と「いくらの支出が続くか」は、契約する前に自分で決められます。

編集部の見解

お金の使い方として勧めるのは、いきなり月額に入らず、まず無料の窓口とcotreeの単発を試す順番です。年額プランは、続くと自分で確かめてから選んでください。

理由は、この分野のサービスが「合うかどうか」を事前に予測しにくいからです。上の表で見たとおり月額の幅は大きく、合わないまま数か月払い続けると、単発を数回試すより高くつきます。無料体験のある2社は体験のうちに判断でき、cotreeは1回で終わらせられる。降りやすい選択肢から順に試すのが、金額のうえでも気持ちのうえでも軽い進み方です。

この見解が当てはまらない人:書いて残すことを習慣にしたい人。記録は続けた期間そのものが資産になるので、最初から月額を選ぶ判断に合理性があります。

根拠:各社の公式料金ページと契約形態(2026年6月確認)、厚生労働省の相談窓口の案内。3社を実際に契約して比べてはいないので、サービスの中身の優劣には立場を取りません。

よくある質問

有料サービスを申し込む前に、確かめておくことはありますか?

厚生労働省が案内している無料の相談窓口を先に見てください。電話・SNS・チャットの窓口が「まもろうよ こころ」に、働く人向けの相談先が「こころの耳」にまとまっています。料金がかからないので、有料サービスを検討する前でも後でも使えます。そのうえで、2週間以上、眠れない・食べられない・動けないといった状態が続いているなら、アプリやカウンセリングより先に医療機関を受診してください。

単発と月額、どちらを選べばいいですか?

まず単発で、続けたくなってから月額に移るのが安全です。cotreeのビデオ・電話は1回5,500円の単発が選べます。AwarefyとUPmindは7日間の無料体験があるので、体験のうちに「明日も開くか」を見てから課金してください。月額は解約しない限り続く支出なので、合わないまま数か月払い続けるほうが、単発を数回試すより高くつきます。

cotreeのカウンセラーは選べますか?

マッチング診断で1〜3名の候補が提示され、その中から選ぶ形です。初回が合わなかった場合は依頼日から40日以内に全額返金を請求できる満足保証があります。カウンセラーの変更も可能です。

この記事のまとめ

  • 比較の前に、厚生労働省の無料窓口と「2週間以上つらいなら医療機関へ」の線を確認する
  • 用事を「話す相手が要る」か「記録したい」かで割ると、3社は自動的に分かれる
  • 話すならcotree(単発5,500円から)、書き留めるならAwarefy、測って休むきっかけにするならUPmind
  • 月額に入る前に、判断日・解約の場所・年額に飛びつかないの3つを決めておく
  • 効果の比較はしていない。この記事が出せるのは用事の切り分けと支出の形まで

一人暮らしそのものの寂しさとの付き合い方は一人暮らしは寂しいしやる気が出ない?孤独で不安なときの対処法に、暮らしの悩み全体は一人暮らしの悩み別の答えまとめに整理しています。

出典・参考

  1. 厚生労働省「まもろうよ こころ」(2026-08-14閲覧) https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
  2. 厚生労働省「こころの耳」(2026-08-14閲覧) https://kokoro.mhlw.go.jp/
  3. cotree 公式(2026年6月確認) https://cotree.jp/ / ビデオ・電話カウンセリング / メッセージカウンセリング
  4. Awarefy 公式・料金(2026年6月確認) https://www.awarefy.com/ / 料金ページ
  5. 早稲田大学 熊野宏昭教授 監修に関する公表(2026年6月確認) https://www.waseda.jp/inst/cro/news/2020/05/20/4817/
  6. UPmind 公式(2026年6月確認) https://upmind.co.jp/

文・シュン

Webとデータの仕事をしているエンジニア。広告運用・GA4・AI活用が日常で、数字で意思決定する癖がある。効果を測れない領域では、契約の形と支出の続き方だけを比べる。記事の作り方と確認していること