※本記事はプロモーション(アフィリエイトリンク)を含みます。価格・在庫は各販売ページでご確認ください。
一人暮らしの宅食サービスは、カタログの1食単価じゃなく「送料を足した実質単価」と「冷凍庫に入るか」で選ぶと外しません。カタログ1食690円のサービスが送料込みだと約824円になり、カタログでは711円だったサービス(送料込み約757円)に逆転される。そういうことが普通に起きます。
この記事では、nosh・三ツ星ファーム・ワタミの宅食ダイレクト・食宅便の4社を、各社公式サイトの現行料金で並べました。容器の寸法から「冷凍庫を何リットル占有するか」まで計算しています。
> このページの料金・送料・容器サイズは、2026年6月10日に各社公式サイトで確認したものです。キャンペーンや価格は変わるので、申し込み前に必ず公式の最新表記を確認してください。
判断軸は3つ。実質単価・冷凍庫・やめやすさ
宅食サービスの比較記事は世の中にたくさんありますが、一人暮らしで見るべきポイントは実は3つだけです。
- 送料込みの1食単価:宅食は毎回クール便で届くので、本州でも1回あたり880〜1,330円の送料がかかります(北海道・沖縄はさらに上がる)。1食換算で50〜200円ほど上乗せされる計算。カタログ単価だけ見ると判断を誤ります
- 冷凍庫に入るか:7〜10食の冷凍弁当は、一人暮らし用冷蔵庫の冷凍室をかなり圧迫します。容器の寸法×食数で先に計算しておく
- やめやすさ:回数縛りの有無、スキップや解約の締め切り。合わなかったときの出口を先に確認しておく
カタログ単価だけ見ると判断を誤ります。送料込みの1食単価・冷凍庫に入るか・やめやすさの3つで選ぶ。
そもそも「自炊を最小限にする」という方向性自体に迷いがあるなら、ミニマリストは自炊しない?という記事で考え方を整理しています。自炊をやめると決めた人にとって、宅食は外食・コンビニに次ぐ第3の選択肢です。
4社比較表(2026年6月・各社公式調べ)
下の表は、一人暮らし向け宅食サービス4社をセット価格・1食あたり・送料・容器サイズ・縛りで比較したものです。2026年6月時点・各社公式調べ。
| サービス | セット価格(税込) | 1食あたり | 送料(税込) | 容器サイズ | 購入形態・縛り |
|---|---|---|---|---|---|
| nosh(ナッシュ) | 6食 4,318円/8食 5,157円/10食 6,206円 | 620〜719円 | 地域別。関東1,166円・関西1,023円(4〜10食) | 横18.0×縦16.5×高さ4.5cm | 定期のみ。回数縛りなし、スキップ・停止可 |
| 三ツ星ファーム | 7食 6,485円/14食 11,458円/21食 14,918円 | 711〜927円 | 990円(北海道・沖縄2,500円)。14食・21食は初回無料 | 縦17.7×横18×高さ4cm | 定期のみ(弁当の都度購入はなし)。回数縛りはないが、初回分のキャンセル不可 |
| ワタミの宅食ダイレクト(いつでも五菜・定期おまかせ) | 7食 4,586円/10食 5,633円/14食 7,896円/20食 11,266円 | 564〜656円 | 本州・四国・九州880円、北海道1,210円、沖縄2,420円 | 縦約16.2×横約22.5×高さ約2.6cm | 定期は3回以上の受け取りが条件。都度購入あり |
| 食宅便(おまかせコース) | 7食 4,830円 | 690円 | 都度便1,330円、らくらく定期便940円(1梱包2セットまで) | 縦18.0×横17.7×高さ3.3cm | 定期と都度の両方あり |
noshは「nosh club」という会員ランク制度があり、買った累計食数に応じて1食あたりの価格が下がっていきます。公式表記では最安1食499円(税込)まで下がり、利用をやめない限り適用され続けます。長く使う前提なら、表の単価より安くなる唯一のサービスです。
なお、noshの20食プランは2回目以降の配送から選べる仕様です。最初は6〜10食で始めることになります。
送料を足すと順位が変わる
ここがカタログ単価の落とし穴です。関東への配送・2026年6月時点の公式送料で、実質単価を計算してみます。計算式は「(セット価格+送料)÷食数」です。
- ワタミの宅食ダイレクト 五菜10食(定期):5,633円+880円=6,513円 → 約651円/食
- nosh 10食:6,206円+1,166円=7,372円 → 約737円/食
- 三ツ星ファーム 21食(2回目以降):14,918円+990円=15,908円 → 約757円/食
- 食宅便 7食(らくらく定期便):4,830円+940円=5,770円 → 約824円/食
- 三ツ星ファーム 14食(2回目以降):11,458円+990円=12,448円 → 約889円/食
- nosh 6食:4,318円+1,166円=5,484円 → 約914円/食
見えてくるのは2つ。まず、送料込みで一番安いのはワタミの宅食ダイレクトで、これは揺るがない。次に、どのサービスも「1回にまとめて届く食数」を増やすほど実質単価が下がること。送料は食数に関係なくほぼ固定でかかるからです。食宅便はらくらく定期便だと1梱包に2セット(14食)まで送料940円のままなので、2セット頼めば約757円/食まで下がります。
つまり「安くしたければまとめ買い」。ところが、ここで次の問題にぶつかります。まとめた分は、全部冷凍庫に入れなければいけない。
冷凍庫問題。容器サイズ×食数で先に計算する

宅食でいちばんありがちな失敗が「届いたら冷凍庫に入らなかった」です。冷凍弁当は1食ずつトレイに入っていて、つぶせないし、常温にも置けない。だから容器の外寸が直接、冷凍庫の占有量になります。
各社公式が公表している容器の外寸を単純に掛け算(縦×横×高さ)すると、1食あたりの容積はこうなります。
- ワタミの宅食ダイレクト(五菜):約0.95L/食。高さ2.6cmの薄型で、10食でも約9.5L
- 食宅便:約1.05L/食。7食で約7.4L
- 三ツ星ファーム:約1.27L/食。14食で約17.8L
- nosh:約1.34L/食。10食で約13.4L
これは容器がぴったり積めた場合の理論値で、実際は出し入れの隙間や霜の分、もう少し余裕が要ります。それでも目安としては十分使えて、たとえば三ツ星ファームの14食(約17.8L)は、小型冷蔵庫の冷凍室だとそれだけでほぼ埋まるか、入り切らない可能性が出てきます。自分の冷蔵庫の「冷凍室の定格内容積」をメーカーの仕様表で確認してから食数を決めてください。アイスや冷凍うどんの定位置も忘れずに。
冷蔵庫をこれから買う人・買い替えを考えている人は、一人暮らしの冷蔵庫の選び方で容量別に比較しています。宅食を軸に暮らすつもりなら、冷蔵室より冷凍室の大きさを優先して選ぶと、この記事の悩みが最初から消えます。
逆に「冷凍庫が小さいから薄い容器のものを」という選び方も合理的です。ワタミの五菜は高さ2.6cmと4社で一番薄く、同じ冷凍室にnoshの約1.4倍の食数が入る計算になります。
やめやすさと縛り。ここで差がつく

宅食は食べ物なので、味の相性は実際に食べるまで分かりません。だから「合わなかったときにすぐやめられるか」は、価格と同じくらい大事です。
- nosh:公式が「継続回数の制限や、解約金はございません」と明記。スキップも停止もマイページから。一番身軽です
- 三ツ星ファーム:回数縛りはないものの、初回購入分は解約・キャンセル・変更不可。停止・解約は次回出荷予定日の4日前までに公式アプリ・LINE・電話で手続き
- ワタミの宅食ダイレクト:定期購入は3回以上の受け取りが条件。1回だけ試したいなら、割高でも都度購入を選ぶこと
- 食宅便:都度便があるので、定期を組まずに1回だけ買えます。送料は1,330円と高め
注意したいのはワタミの「3回以上」。送料込み単価は最安ですが、最低3回(10食セットなら計30食・約2万円)は受け取る前提になります。味が合わなかった場合のダメージが一番大きいのもワタミ。最安だからこそ、初回は都度購入で味を確かめてから定期に切り替える、という二段構えをおすすめします。
あと、見落としがちですが宅食には「受け取り」の手間もあります。各社とも冷凍のクール便で届くため、常温の荷物と同じ感覚では受け取れないことがあり、再配達の往復は自炊しない暮らしの快適さを地味に削ります。帰宅が不規則な人は、受け取り方法を公式で確認したうえで、配送間隔を2〜3週間に1回へ伸ばしてまとめ受け取りにするのが現実的です(その分、冷凍庫の空きが要る、という循環に戻ってくるわけですが)。
もう1つの選択肢。デリピックス(旧CHEFBOX)
4社を比べたうえで、もう一つ視野に入れておきたいのが デリピックス(旧CHEFBOX・シェフボックスから名称変更)です。プロのシェフが監修したレシピを冷凍で届ける路線で、「同じ冷凍弁当でも、外食寄りのおいしさを優先したい」人に刺さります。
noshが「健康・栄養設計」、ワタミの宅食ダイレクトが「価格・配送網」を強みにするのに対し、デリピックスは 主菜の満足度に振り切った設計。1食あたりの値段はnosh・三ツ星ファームと同じ700円前後の帯で、定期コースに回数縛りはありません。やめやすさは4社と同じ水準です。
選び方の目安は、毎日続ける主食として使うなら nosh/ワタミ、たまの自分へのご褒美や、外食が続いた週の置き換えに デリピックス、という使い分けです。具体的なメニュー数と最新価格は公式で確認してください。
「デリピックス」「シェフボックス」という名前で検索した人向けに、名称変更の経緯とお試しセットの中身を デリピックス(旧シェフボックス)とは? にまとめました。
▶ デリピックスでメニューを見る(旧CHEFBOX・シェフ監修の冷凍弁当)
タイプ別、この中ならどれ
- はじめての宅食で、失敗したくない → nosh。縛りなしでいつでも止められて、続けるほどnosh clubで単価が下がる。容器は4社で一番かさばるので、最初は6〜8食から
- とにかく安く回したい → ワタミの宅食ダイレクト(いつでも五菜)。送料込み約651円/食は4社最安で、薄型容器で冷凍庫にも優しい。ただし定期は3回縛りがあるので、初回は都度購入で味見を
- 食事の満足度を下げたくない → 三ツ星ファーム。実質単価は高めですが、おかずプレートにカロリー350kcal以下・糖質25g以下・たんぱく質15g以上の「三ツ星基準」を設定(一部商品を除く)。14食・21食は初回送料無料なので、冷凍庫に余裕があれば14食スタートが入り口
- 塩分・糖質など食事制限がある → 食宅便。運営が医療・介護食大手の日清医療食品で、低糖質、塩分・カロリーケア、たんぱくケア、やわらかい食事など制限別コースが揃っています
公式サイトで最新料金を確認する
料金・キャンペーン・配送エリアは変わるので、申し込み前に公式の現行表記を確認してください(このページの数字は2026年6月10日時点)。
nosh(ナッシュ):縛りなしで始めやすい定番。
nosh公式サイトで料金を見る
三ツ星ファーム:14食・21食コースは初回送料無料。
三ツ星ファーム公式サイトで料金を見る
ワタミの宅食ダイレクト:送料込み単価は4社最安。定期は3回以上の受け取り条件があるので、初回は都度購入から。
ワタミの宅食ダイレクト公式サイトで料金を見る
食宅便:制限食コースが豊富。都度購入で1回だけのお試しも可。
食宅便公式サイトで料金を見る
よくある質問
- 結局、一番安いのはどれ?
- 冷凍庫に入りきらないときは?
- 毎食宅食にしないとダメ?
結局、一番安いのはどれ?
送料込みの実質単価では、ワタミの宅食ダイレクト「いつでも五菜」10食定期が約651円/食で最安です(本州への配送・2026年6月時点の試算)。ただし定期は3回以上の受け取りが条件なので、味が合うか不安なら先に都度購入で試してください。長期で使うなら、nosh clubで単価が下がっていくnoshが逆転する可能性もあります。
冷凍庫に入りきらないときは?
対処は3つ。1回の食数を減らして配送間隔を詰める、容器が薄いサービス(ワタミの五菜が高さ2.6cmで最薄)に替える、冷凍室の大きい冷蔵庫に買い替える、です。三ツ星ファームには長期継続を条件に専用冷凍庫がもらえるプランの案内も公式サイトにありますが、継続回数などの条件があるので公式で確認してください。届いてから困らないよう、注文前に「容器の容積×食数」と冷凍室の定格内容積を見比べるのが先です。
毎食宅食にしないとダメ?
その必要はないです。たとえば「平日の夜だけ宅食、昼は外食」のように一部の食事だけ固定すると、月の食数が読めて在庫管理も楽になります。食事を固定する考え方はミニマリストは食事を固定すべき?に書きました。また、冷凍ではなく毎日できたてが届く冷蔵タイプの宅配弁当という選択肢もあり、そちらは一人暮らしの宅配弁当の記事で比較しています。冷凍庫が小さい人は、実は冷蔵タイプのほうが向いていることもあります。
料金・送料・容器サイズは2026年6月10日に各社公式サイトで確認したものです。最新の価格・キャンペーン・配送条件は各公式サイトで確認してください。
この記事のまとめ
- カタログ単価ではなく送料込みの実質単価で比べる(送料込み最安はワタミの宅食ダイレクトの約651円/食)
- 注文前に容器の寸法×食数を冷凍室の定格内容積と見比べる(薄型はワタミの五菜が高さ2.6cm)
- 味の相性が分かるまでは縛りの軽い入り口から入る(noshは回数縛りなし、ワタミは初回都度購入から)
- 安くしたいならまとめ買いだが、その分の冷凍庫の空きが必要になる
宅食選びは、カタログ単価ではなく送料込みの実質単価で比べる。注文前に容器の寸法×食数を冷凍室の容量と見比べる。そして、味の相性が分かるまでは縛りの軽い入り口から入る。この3つを押さえれば、4社のどれを選んでも大きくは外しません。


